かずねんの勇退に際して【成蹊ESS】

こんにちは。

 

9月にやっと「某僕が就きたかった念願の職」を手に入れたと思ったら秒でクビにされたリスちゃんだよ🐹

※明らかなコンプラ案件なので業界名等敢えて伏せてます。

 

クビは店長からの

週7で働けっていう条件を拒否ってしまったので

条件と価値観が合わなかった結果でした。

 

_人人人人人人人_

> 週7で働け <

 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

 

「お前まだ25だろ?若いんだから働けるよ。

たくさん働いたらハワイに行けるよ?

と店長に言われた時は流石に耳を疑ってしまいました。

週7薄給でいつハワイに行けるんだよ

 

まあ店長には、31連勤x∞に応じることが出来ず

申し訳なく思ってます。草々。

 

さて、成蹊の可愛い後輩様の一人である、かずねんこと川端和音様が成蹊ESSディベートセクションを勇退するって事だから、ノリで寄稿しようと思います。

かずねんと僕は学年が3つ離れてて、僕が勇退し終わった後うちに入ってくれたのでギリ被ってます。昔、かずねんCHEMISTRYに所属していたらしいよ。うちのうぶげ可愛い。

 

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寝顔撮ろうとしたらいきなりムクッと起きてきやがった寝顔撮らせろ

 

さて。

 

かずねん

 

勇退おめでとうございます!!!!!!!

 

かずねんは特によくやりきったと思いますよ!

心からすごいと思います。大変ご苦労様でした。

かずねんは五人いた同期の中で、他が一年もせずに辞めたりした中、同期なしのたった一人だけディベートをずっと続け、今回の勇退という大きな節目を迎えるまで継続させた偉大なる伝説の女傑です。一人だけだよ?冗談抜き。

 

こっからマジレスに移る&少し話が逸れるんですが

ディベート界に2年のBP Noviceが終わっても尚継続するディベーターはかなり少ないと思ってます。

ただでさえ

エリザベ、胃腸肺、紅葉、梅子、アジ橋、ICUT、春T、Geminiなどなどと、1年の時から数多くの大会という名のまあまあ過酷な篩にみーんな振るい落とされます。

明確に勝ち負けで色々決まるし、スピーカーポイント(以下SPと表記)という名の個人成績もつくし、自分の内面を鏡で照らし合わせ続けるような拷問を最初から堪えて、戦っていかなきゃいけないのは過酷だと思います。

某インステでは昔、新歓で30人以上入ってくれたのに、

指で数えるほどしか残らなかったという噂まで聞いてます。

僕と同期のディベーターも最初は総じて100人は優に超えてたはずが、

気が付いたらイツメン(意味深)しか卒業時まで残りませんでした。

 

さらに言うなら、大学間での実力差も顕著。

指導力や、マンパワーの大きさでやはりそーゆーのってブレちゃうんじゃないかなって思っちゃうんですけど、ディベートって自分で考えて、練習もして、それが勝ちとかSPに反映されるから面白い所ってあるじゃないすか。

でもディベートって考え方とかもまあまあ小難しかったりするから、

その「ディベートを楽しく、正しいとされるやり方で興じられる」レベルにまで到達するには並大抵の指導力やモチベーションでは厳しいと思ってしまいます。楽しくないと努力とかしたくないじゃないですか。

 

それを確保できない大学や高校などあらゆるインステって、僕が聞く限り数あまた存在してると思います。何を隠そう、僕が入って(2013年)以後の成蹊もその1つです。

他大学に乗り込もう、実力者を練習会に呼ぼう、

これらはコネクションも無ければ実力に自信のない我々にはハードルがとても高いことなので、コミュニティ間の壁も自然と出来てしまいます。悪循環ですね。

 

それらの要因も相まって、自分らが興じている高校大学でのパーラメンタリーディベートって実は継続するのがかなり難しい(継続出来る確率がかなり低いの方が正確かも)競技だなーって思います。

 

なので、三年のこの時期までディベートを続けること自体、ありえん程普通のことではないので、この時期までディベートをしているガチ勢含むディベーター様の面々には心から敬意を払いたいと思います。根気よくディベートにしがみついてるその他現役ディベーターの皆さんにも同様です。

 

それらも踏まえて

先ほども言った通り、更にかずねんは一年の時に3人に辞められ、更に残った1人もGeminiを最後に辞められ、そこから一年半程ずっと同期がいない環境ディベートをしていました。

更に、その1つ上もレギュラーでの参加が実質あやちょ1人、なのに一個下は22人もの一年生を抱えた凄まじくアンバランスな状態で成蹊ESSを運営し続けてました。

あやちょ達勇退後は就活などで相談に乗ってもらう機会が少なかったであろうし、周りにはそれを支えてくれる対等の立場の同期がセクション内には皆無。それと並行して自身のディベートにも向き合わなければいけない。上記の後輩育成に関しても、自分自身が頑張らないといけない中、やはり自分一人ではエジュケーションにも限界がある。後輩も伸び悩んだりしてかずねんには頼りたい事沢山あると思う。色んな問題もあったと聞いてる。そんなん絶対誰かに支えて欲しいし、今まで部内で分担するべき仕事が全て自分に降りかかってくる。そんな立場を逃げずに死守し続けてました。

誰よりも孤独だったんだろうなと察します。

そんな中でも、他大学との折衝に全力で行なっていたり(よく他大学の後輩から、「かずねちゃん」の名前を聞くようになりました)、今まで放置状態だった成蹊ディベセクのツイッターでの広報活動の積極的な運用など、上の代が積極的にやろうとしてこなかった成蹊ESSのブランディング(?)なども積極的でした。また、後輩がみんな口々にかずねんのことを慕ってあるような口振りをしていたのも見ているので、最低限すべき事をこなしていただけではなく、セクションの長としての役割を目一杯果たしていたかずねんは本当に努力家で、部のために一途に頑張ってきたのだと思います。小学生並みだけども。

 

更に本人は僕と話す時、常に何事も無かったかのような態度で接してくれます。どんなに問い詰めても(笑)、

「仮にそうでもそれは私が選んだ道ですので(苦笑)」

と言い放ち、一切ネガティブな言葉を口にしないかずねんの信念の強さには圧倒されました。

これらの状況を、二年、三年時部の運営を同期に任せ、ディベートにバイトに自主休講にGPA0.3と自由気ままにプラプラ奔放していた僕からしたら絶対耐えられねーなーて思います。よく卒業できたな俺

 

そんな当たり前じゃない事を当たり前そうな顔をして、無限にある艱難辛苦を乗り越えてやりおおせたかずねんの偉大さには僕は頭が下がるばかりです。

 

そんなかずねんが勇退となると、やはり感慨深いものがあるなと思ってしまいますし、今いる二年が未だに21人(正確かは分からないが)も残り続けている成蹊ディベセクを作り上げたかずねんの成果には感謝の言葉が尽きません。そろそろ眠たくなってきた。

 

2つ上のKVさんや1つ上の先輩方は勇退関係なしにその後もディベートしまくってましたかね。俺自身も、当日は勇退飲み開始早々30分で酒弱いくせに勝手にペース無視して飲みつづけて一人でぶっ倒れ、勇退の日直後の練習にも何食わぬ顔で登場するという過去があり、今まで勇退とかなんてことねーし重要じゃないし、ふつーに今まで通りだし。何なら大会も勇退前より出まくってるし。てか今度の大沢杯出るわっ

といういい加減ぷりだったので、後輩の勇退にも無頓着でした。勇退とかマジで意味をなさないと思っていたんで。

 

でも、うちの二年生がかずねさんの勇退で涙が出そう、と言っていたり、去年あやちょが号泣しているのを目の当たりにしてると、うるっとくるものはありますね。

 

やっぱり、自分達が組織の上だった頃に入ってくれた子達が、最後まで自分達が守り続けたディベセクで大きく成長していき、立派に勇退していく様を見てると親にでもなった気分になります。なんかごめんなさい。

 

現二年生の方々にも一言言いたいことがあります。

あなた方は、自分が勇退を迎える時、どんな姿になっていたいですか?ちょっとイメージを膨らませてみてください。俺は勇退を迎える時までには彼女はせめて作っていたいと思っていました。出来ませんでした。

 

 

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最後まで見てくれたあなた、かずねんに会ったりしたらお疲れ様😁って言ってあげてください。

篠崎こころ様をupしときます